“思い出”〜クマウマ!!編〜


毎週ハロー!プロジェクトメンバーが出演するテレビ番組、
ハロプロ!TIME』の今回は、“Berryz工房TIME”と題して、
2011年4月末に、初めてアメリカ本土に赴いた、
Berryz工房の様子が、早くも放送されました。


その番組では、彼女たちが観光している場面から、
食事や、ゲストとして招かれた、
『Sakura-Con(サクラコン)2011』での会場の様子が紹介されています。




その内、全13曲を披露したというライブ映像では、
「アーユーレディー!」という、夏焼雅による掛け声のあとに、
熊井友理奈が、「OK!Let's Enjoy!」と、こちらも英語で、
彼女の好きな言葉である“ENJOY”を交えた掛け声を、
観客に呼び掛ける場面が、映し出されています。



熊井友理奈が、“ENJOY”という言葉を使うようになった経緯は、
Berryz工房 7周年記念 PHOTO BOOK“7”』に掲載されている、
“Words 〜Seven Years〜”をテーマにした、
彼女のインタビューに記されています。

デビュー当時の自分のキャッチフレーズは、「ENJOY」。
熊井ちゃん」っていうあだ名になったのも、その頃ですね。
デビュー前にハロプロ・キッズとしてライブに出させていただいたときに
(『Hello! Project 2002 〜ONE HAPPY SUMMER DAY〜』)、
ミニモニ。さんの真似をして、
熊井ちゃんです♪小学3年生です。どうぞよろしく!」
てゆうあいさつをしてたんですよ。
でもDVD収録のあった日に「どうぞ」を抜かしちゃって、
「よろしく!」だけになっちゃって。これは今でも反省です(笑)。


その同インタビューの中でも触れていた、
過去の挨拶に関する話題が、
後日、熊井友理奈もMCのひとりを務めている、
SKY PerfecTV!(スカパー!)のSTAR digioスターデジオ)で視聴するラジオ番組、
痛快!ベリーズ王国』の、2011年5月6日に初回放送された回でも取り上げられます。
(あ、“ENJOY”の経緯は、各自『7』で確認して下さい)


「で、自分の中では、台詞、間違えたってゆうことになっちゃってるからー。
ま、意味は伝わってんだけどね、お客さんに。
も、それでー、何か、今でも後悔してる、のを、おぼえ・・・憶えてる」と、
そこで語った熊井友理奈は、あれから9年経った現在でも、
この失敗が、未だに尾を引いているのか、当時を思い出して、
「もー、台詞、間違えちゃったー、みたいな」と、悔しそうに結んでいます。




2009年9月に行われたBerryz工房が主演を務めた舞台、
劇団ゲキハロ第7回公演『サンクユーベリーベリー』の中で、
熊井友理奈が演じる“前嶋今日花”が、
言おうとしたことを忘れて、動きを止めたあと、
パニックに陥る場面が描かれています。


これはお芝居の中だけの話ではなく、
熊井友理奈にとっては、前述のライブMCなどのように度々起こっていたことで、
大概の場合、彼女は、お芝居とは違ってパニックに陥る代わりに、
その言い忘れた言葉を含めて、また最初から、そのMCを言い直そうとします。
佐紀ちゃん曰く「ナイスファイト」というヤツです)
(どっかに、こうゆう映像あったような気がするんですけど)
(見付けきれませんでした・・・)




熊井友理奈には、あるトラウマがあるといいます。


彼女の2009年7月に発売された2nd写真集『Flowerage』に付属されている、
この写真集のメイキングDVDには、
撮影地であるグアムの海を、その美しさに魅入って感心しながらも、
「いやー、でも、やっぱ、何かトラウマがあってー。怖い・・・。
綺麗だけど、怖い」と告白するまでの熊井友理奈の姿が、カメラに収められています。


あの、浮き輪着けてて、お父さんとお母さんと3人で、
ほんっと、奥の方まで行ってー。


ちっちゃかったんで、足着かないんですよ。


そしたら、すんごい高波が来てー。
それに飲み込まれてー。
お母さんとお父さんと、離れちゃってー。


もう、そっから怖くってー。


それとは別に、その後、発売された、
この写真集の“メイキングDVD〜特別編集版〜”に収録されている、
その続きでは、


当時を思い出してでもいるかのように、
呆然とした表情で、グアムの海を眺めていた熊井友理奈によって、
彼女がまだ、幼かった頃の出来事が語られています。



「もう・・・あれは、ほんっとに、今でも憶えています」と言う熊井友理奈は、
「どうゆう感じに来たか」と続けると、
それが、いかに大きかったか視聴者に伝えようと、
彼女を飲み込むように打ち寄せた高波を、腕で模写してみせます。



この“今でも憶えています”という海の思い出が、
彼女にとってトラウマになっているのであれば、
今回の『痛快!ベリーズ王国』で、
彼女が“今でも後悔してるのを憶えてる”という挨拶の思い出も、
同じくトラウマになっているとも考えられます。



熊井友理奈が台詞を間違えたときに、
度々、初めから言い直そうとする気持ちが、わかったような気がします。
(そうだとしたら、熊井ちゃん
(もしかして)
(海で溺れない為に、足が届くよう背が伸びたんじゃないですか?)