来る来るベリベリミラクル(前編)


2011年6月17日深夜に、CBCテレビにて放送された、
『エンタメSCHOOL来る来るミラクル』に、
Berryz工房メンバーが、出演しました。



この番組の司会を務めるジャルジャルに、
“甘酸っぱいキュートなアイドル”と紹介されると、
「こんばんは、Berryz工房でーす」と言って、
Berryz工房から、キャプテン・清水佐紀と、
嗣永桃子徳永千奈美の3人が登場します。



そんな挨拶もそこそこに、
突然、嗣永桃子が近寄ってきたカメラに向かって、
「ばきゅゥーん!」と、指鉄砲を撃つ仕草を仕掛けます。



それに釣られて、清水佐紀が、
ちょっと慌てた感じで、「ばきゅーん!!」と続きます。
(ももちが突然、先にやるから)
(カメラの順番が、逆になっちゃったじゃないですか!)
(また、“その場を乱せ”とか)
(ももちに、指令が下ってましたかね)



更に徳永千奈美も、それに「ばきゅーん!!!」と加わります。




(ももち、クネクネしてるな〜)
改めてゲストとして紹介されて、
「よろしくお願いしまーす」と手を振ります。
今回のBerryz工房は、番組レギュラー陣に交ざって着席して、
およそ1時間のこの番組に出ずっぱりです。



この日着ている、揃いのTシャツに書かれた、
“愛の弾丸”の文字について訊かれると、
「弾丸でーす」と、3人ともTシャツの皺を伸ばします。
続けて嗣永桃子が、「ニューシングルのタイトルでェす」と説明して、
番組冒頭で行った“ばきゅーん”の意味が明かされます。


(ももちめ)
(胸を張ってTシャツ伸ばすものだから)
(ちょっとドキッとしちゃったじゃないですか!)
(・・・・・・て、どんだけウブだ、あんた?)
(しかも、ももちの声が)
(初っ端から、可愛さ全開ですし!)


Berryz工房が7人グループで、
この3人が、3人共に19歳であることが紹介されると、
(何か、ベリが全員19歳みたいにも聞こえるやり取りでしたが・・・)
アイドルグループではお決まりの感がある、
“メンバー普段、仲良いの、みんなは?”と質問を受けます。



これに清水佐紀が「仲良いです」と即答するのですが、
その隣で、嗣永桃子徳永千奈美が見詰め合いながら、
言葉を詰まらせて、しどろもどろになりだすので、
更に強い口調で、「仲良いです!」とふたりをいさめつつ言い切ります。



番組最初のコーナーは、
“フリップ30枚でわかる今週のエンタメ”です。
今回のテーマは、
“絶対押さえておきたいすごいミュージックビデオ10本!”です。
(国内年間2500本も作られているそうです)



その1本目は、“ミラクル連続一発撮りミュージックビデオ!”と紹介された、
サカナクションアルクアラウンド』です。
嗣永桃子を含め、この映像を観るBerryz工房メンバーの姿が、
画面左上にワイプとして映されています。


そのことへ、その分ワイプに映し抜かれなかった、
番組レギュラーのひとりが、苦言を呈すると、
嗣永桃子が「私たちカワイイんでェ」と返します。



“おい、どうなっとんねん!”、“真ん中のコ、特になんや”、
“真ん中のコ、ちょっと普通じゃないな。普通じゃない、コレ”と非難の声が上がる中、
当の嗣永桃子は、これを受け流して「どーもォー」と視聴者へ手を振ります。
(相変わらず、ハートが強いな、ももちは!)



(ももち、高速まばたき中デス・・・)
3本目は“延々と?し続けるミュージックビデオ!”ということで、
Berryz工房の皆さん、なんやと思いますか?”と訊ねられると、
「まばたきし続けるミュージックビデオ」と答えた嗣永桃子が、
それを自ら実演してみせます。


正解は、電気グルーヴ『Fake It!』で、
大勢の男性が次々に、延々とプールに飛び込み続けるミュージックビデオです。
“実際には10人ぐらいで撮影した映像を継ぎ足している”と説明がされるのですが、
それにも関わらず、その映像を観終わった嗣永桃子は、
「命懸けですねェ・・・」と、つぶやいてしまいます。



その後、再度、同じ説明を聞かされる羽目に合う嗣永桃子は、
「聴いてましたよッ、さっきの話、ちゃんとッ!」と、
叩こうとする手振りを交えて、うっかりと発した失言を言い繕います。
(また、“真ん中のコだけ、普通じゃない”とか言われてますし!)



これに対する司会のジャルジャル・福徳の、
変な動きを交えた「こーの野郎ー」の返しが、余程面白かったのか、
徳永千奈美が、大笑いしています。
(大笑いというか、バカ笑いというか)
(ちな子のこの笑い方は、あっけらかんとしていて気持ちがいいです)



4本目の残像を利用したOKGO『WTF?』のミュージックビデオを観て、
「わーお」と徳永千奈美が、感嘆の声を挙げます。


このミュージックビデオをきっかけにして、
話題が、レギュラーのひとりが参加している、
“裸で踊ったりしてますよ”というミュージックビデオの話へ移ります。
(SND48『愛、チュセヨ』とか)
(ホント、騙されてるんじゃないですか?)



これを聴いた嗣永桃子がすかさず、憤慨した表情を作ってみせて、(ドヤ顔?)
「へェ、桃たちも負けてないよねッ。
桃たち、猿のキグルミ着てますもん!」と、
自分たちの17枚目のシングル、
『行け!行け!モンキーダンス』を引き合いに出して対抗します。



(この番組では、これっぽっちも紹介されなかったので)
(一応、当ブログで貼っておきます)
(ホントは、猿ベリたちが踊り狂う“Monkey Ver.”が良かったんですけどね)
(動画をお願いしますよ、OTZ)



そんな彼女に対して、番組レギュラー陣から“真ん中のコだけ、ちょっとおかしい”、
“おかしいとか言うの止めてあげて”というやり取りが行われると、
嗣永桃子は自ら「カワイイんですゥ」と嘯きます。



そこに嗣永桃子へ更に、“いっつも、そんな感じ?”という質問が投げ掛けられます。
彼女は「もォ、年中無休アイドルですからァ」と答えて、
“バッチグー”と評価を得るのですが、
その隣で、徳永千奈美が苦笑いを隠せずにいます。
(よく耐えたね、ちな子!)
(しょうがないです)
(今回のももちは、調子が良すぎます)



(あ、歯磨き粉の蓋、取れないんだ)
5本目のThe Killers『Read My Mind』のミュージックビデオに、
ガチャピン”が登場すると、
嗣永桃子は「ガチャピーン、ガチャピーン」と、
映像の“ガチャピン”に向かって呼びかけて、手を振ります。
(そりゃ、そんな動きのある反応見せれば)
(ワイプの映像に使われますよ・・・)
(さすが嗣永プロです)


6本目は、ミュージックビデオを観終わったあとに、
“一番制作費掛かってんのに、一番皆さんのリアクションが薄かったです”と言われた、
製作費8億円のレディー・ガガ『ジューダス』です。



この言葉には反応した嗣永桃子は、
“遅い、遅い、リアクション遅い”と言われながらも、
「うわァ、すごォーい。ももち感激ィー。すごォーい」と言って、
驚いたような身振りを交えて、
製作側が欲しかったであろうリアクションをやり切ります。


7本目のミュージックビデオは、
ジャスティン・ビーバー『ベイビーfeat.リュダクリス』です。
その彼が、17歳ということで、
19歳のBerryz工房メンバーが、“年下ですよ”とコメントを求められます。



それへ嗣永桃子は「何かね、“若い若い”言われて来たけどね」と、
隣の徳永千奈美へ話を振ると、
「もぉ、としとってきたよねー」と共感を得て、
「ちょっと、ショックゥ」と言って、彼女は渋面を作って落ち込んで見せます。


これには番組レギュラーから、
“そっちも出来んの!?おばはんぽい感じも”、
“何でも出来るなー”と関心されます。
(千変万化)
(ベリのその尋常でない力の証です!)



8本目AFTER SCHOOL『BANG!』を視聴後に、
Berryz工房メンバーの後ろに座るCBCアナウンサー・小川が、
台本を確認している姿を見られて“お、小川君、楽しんでる?”と注意を受けます。
そんな彼が、“ビー玉みたいな目をしてた”と揶揄されると、
そんな話題の一瞬の隙を突いて、嗣永桃子が後ろを振り向きます。
(そんなに“ビー玉の目”が気になりましたか、ももち?)




9本目のアメリカの国の宝としても認定されているという、
マイケル・ジャクソン『スリラー』を観た際には、
キャプテン・清水佐紀が、
「も、ダンス、私大好きなんですけど、めっちゃ憧れますね」と、
彼の印象についてコメントを残しています。
(あぁ、このメンバーの中で佐紀ちゃんを見てると)
(何かとてつもなく安心します・・・)



続けて、マイケル・ジャクソン『スクリーム』を観て、
「すごーい」と声を揃えて感心する3人です。


最後の10本目は、AKB48『Every day カチューシャ』です。



これが“これまでのAKB48のミュージックビデオのパロディーが満載!”と紹介されると、
徳永千奈美が前のめりになりながら、
「ぱろでぃーって、なんですか?」と聞き返します。
その後、彼女は“パロディー=真似する”で納得します。



10本のミュージックビデオを観終わって、
最後に“・・・嗣永さん”と感想を促された嗣永桃子は、
「ハイ、なんですかッ。ももちですゥ。」と、
これ以上ないほど、高音の可愛らしい声で言うと、


隣で徳永千奈美が、顔をしかめているのも構わずに、
「“ももち”って呼んで下さい。
“桃子”なんですけど“ももち”がカワイイので、“ももち”で」と、
番組レギュラーたちの後押しも受けて、
司会のジャルジャル・福徳に呼び名を強要します。



嗣永桃子は、改めて“ももち、じゃあ・・・”と感想を訊かれると、
「そうですねッ。いろんなァ、そのPVがあってェ。なんか・・・」と、
このコーナーをまとめるかのような調子で話し出すのですが、
途中から急に、不満そうに唇を尖らせながら、
「でも、私たちのPVも流して欲しかったなって思いますゥ」と続けて、
番組レギュラーの失笑を誘います。
(まぁ、ベリたちはゲストなんですから)
(それくらいの気は遣ってもいいですよね?CBCさん)



その場の雰囲気を見かねた徳永千奈美が、
「こまってるよ、みんな」と言って、嗣永桃子を肘で突付きます。


このやり取りを受けて、番組レギュラー陣から、
本番前にジャルジャル・後藤が、“Berryz工房に、ひとり変なコがいる”と、
話していたことが明かされます。



“前、テレビで見てな。あのコ変やなと思った”というジャルジャル・後藤の発言を、
「そのとおり、そのとおり」と清水佐紀が、嗣永桃子を差し示して肯定すると、
“生で見ても、そのとおり変やった。目ぇ見ればわかるわ”と後藤が締め括ります。


(中編へ続く・・・)