梨想う、ゆえに梨あり


ワニブックス公式サイトなどで、
かねてより情報が伝えられていた、
Berryz工房菅谷梨沙子による4冊目のソロ写真集のカットが、


同社刊『UTBアップトゥボーイ)』2009年12月号(vol.194)誌上にて、
先行公開されています。


菅谷梨沙子
ソロ写真集
11月27日発売決定!!
初握手会開催!!
11月27日福家書店・新宿サブナート店

(どうやら、ここ最近)
(ベリ写真集発売ではお馴染みとなった)
(握手会が行われるようです)
(「“UTB見たよ”って言ってもらいましょうか!」とか)
梨沙子は、インタビューを締め括っています)


本作のテーマは、“森ガール”であると謳われています。


木漏れ日が微かに届く、緑深い森の奥で、
赤いワンピースの裾を広げて見せて佇むのが、
“巷で話題”とまで言われている、
“森ガール”の所以であるのかはわかりませんが、


同誌に、カラー5ページに渡って掲載されている10カットの写真は、
ほとんどが、開放感のある広々とした自然の風景を背景にしていて、


そこに菅谷梨沙子の姿が、
違和感なく溶け込んでいます。
(例え、森で赤ワンピだとしても!)
(どう見ても泳げそうにない湖畔で、水着だとしても!)
(しっかし、なんちゅう表情してくれるんだ梨沙子は・・・)


同時に掲載されているインタビュー記事で菅谷梨沙子は、
「素過ぎましたかね(笑)?」とも言っています。


Berryz工房の“妖精さん”との呼び声も高い、
彼女ならではの成せる業なのかもしれません。




今回の『UTB』には、上記の写真集の先行カット以外にも、
モノクロ1ページですが、
梨沙子の写真集進化論”という記事で、
Berryz工房菅谷梨沙子が紹介されています。


ここで初めて、今回の4冊目の写真集タイトルが、
『梨想』であることが明記されています。
(ワニ公式サイトでも、既に更新されていますが・・・)


この記事では、現在15歳の菅谷梨沙子が、
2006年の12歳の頃から撮り貯めた4冊の写真集について、
当時を振り返りながら、
それぞれ写真集に対する想いを語っています。


誌面の構成は、4冊の写真集が時系列に紹介されていて、
彼女が12歳の頃、2006年10月に発売された“1st『Risako』”では、
水着姿で壁にもたれながら、金具を弄ぶ菅谷梨沙子のカットを掲載して、
“日が暮れる頃、ダダをこねる・・・・・・”と書かれています。
(“13歳3rd”の写真やコメントが無いのは)
(出版社が違うからです・・・)


これについては菅谷梨沙子自身が記事の中で、
「これ本当に怒ってます(笑)」と、
当時の撮影心理状況について、隠さずに告白しています。



その1st写真集『Risako』に付属されているメイキングDVDで、
このときの撮影の様子を見ると、
記事で紹介されたカットとは違って笑顔ではあるものの、


キョロキョロとせわしなく視線を彷徨わせて、
やはり、気を紛らわせるためなのか、
無意識に金具を手に取る菅谷梨沙子の姿を見ることが出来ます。


菅谷梨沙子は、この記事で、
梨沙子ちゃんにとって写真集とはどんな存在ですか?”と訊ねられると、
「私にとっては成長の記録ですね」と答えています。


1st写真集『Risako』で、不機嫌そうな顔をしたカットを、
菅谷梨沙子が言う様に、
記録として残る写真集に、わざわざ採用したのは、


こうやって、いつの日か成長した菅谷梨沙子が、
幼かった当時を振り返る時を見越した、
カメラマンによる、彼女のことを想っての遊び心だったのかもしれません。
梨沙子が本気で怒っている写真なんて)
(ある意味、素過ぎる以上に、素過ぎますし!)


今回の4冊目の写真集は、
“巨匠・沢渡カメラマン”が手掛けたと言います。
(いや、全然知らない人なんですけど)
(同誌インタビュー記事に書いてあるんです)
(カメラマンの“巨匠”って、二人くらいしかしらないもので・・・)


そんなカメラマンが少しでも、
菅谷梨沙子のことを想って撮影に臨んでくれたのであれば、
菅谷梨沙子写真集『梨想』も、良い作品に仕上がることでしょう。