伝染らんです。

『ラジオ番組表2009秋号』誌上にて、
読者が選ぶ“好きなDJランキング”の結果が発表され、

Berryz工房・嗣永桃子が、初登場ながら2位を獲得し、
尚且つ、同誌の表紙も飾っています。

“ハガキ1枚につき1組、
ひとり何通でもOKという規定で1年間募集”という応募条件とはいえ、
彼女が今回得た票数を、
1、2票があんなにいる他の順位と比べると、

嗣永桃子のラジオDJとしての資質が、
多くのリスナーに、認められた結果だったのではないかと思います。

とは言え、彼女のラジオ番組を聴けない地域は少なくありません。
（本当のラジオ好きには）
（聴けない地域なんて、ないのかもしれませんが）
（当ブログ、聴けない地域のひとつです）
（ももちの番組って、そんなに面白かったんですか〜）

Berryz工房としては、嗣永桃子のラジオ番組開始と時を同じくして、
キャプテン・清水佐紀と徳永千奈美、
そして須藤茉麻の3人がパーソナリティーを務める、
『べりつぅ！』という番組があります。

こちらも、ラジオと同じ音声のみの番組構成ですが、
ポッドキャスト番組という性質上、ウェブにて常に配信されていて、
インターネットが行える環境さえ整っていれば、
簡単にいつでも、この番組を聴くことが出来ます。

この『べりつぅ！』もラジオ番組として扱われていれば、
地域差がない分、より多くのリスナーからの支持を得ていたと思います。

そんな、現在配信されている『べりつぅ！』第29回目の放送で、
リスナーからの“お土産”に関するお便りから、
「こないだ、モモにもらった」と徳永千奈美から声が上がって、
くだんの嗣永桃子が登場する話題に、触れていました。

このとき『べりつぅ！』の3人の口からは、
結局“美味しかった”程度の話しか、語られなかったのですが、

これに関して嗣永桃子本人が、
彼女のソロDVD『momook。』に収録されている、
音声特典の“ひとりでおしゃべり、ももちオーディオコメンタリー”の中で、

“写真集『momochiiii』メイキング”映像をよそに、
興奮気味に、語り始めています。

あとメンバーには、お菓子を買ったんです。
あ・・・ッ！ちょっと、聴いてください！あのーォォッ！
お菓子をォ、楽屋にィ、その、皆で食べてねッって感じで置いといたんですね。

たら、千奈美がァ、
「あ、じゃあ、コレ。モモからだよってゆうのを、コメントかいとくヨ」って言われて。
「あ！ありがとォ」って言って見たらァ。

“嗣永桃子より、沖縄のお土産です。食べて下さい”って書いて、
（あ、千奈美。いい文章書いてくれてんじゃん）と思ってみたら、

嗣永の“嗣”の字が、違うんですよ！
未だにですよ！
私たち7年、8年一緒にいますけどォ、
嗣永の“嗣”の字、まだ書けないんですよ、千奈美！

その後、オーディオコメンタリーの嗣永桃子は、
徳永千奈美がどのように“嗣”の字を間違えたのか、
あれこれ苦心のすえ表現して、

（どうやら、ちな子は“冊”ような部分を）
（“囲”の底が抜けたような字に書いてしまったようです）
徳永千奈美に対して、「桃も教えてあげるからッ」と、
1歳年長としての余裕を示して、この話題を締め括っています。

そう言ってお姉さんぶる嗣永桃子は、
丁度その頃、画面の中の彼女は、お土産の話とはまったく関係なく、

高校3年生にもなって未だに、
「今日はァ〜、今日の料理はコロッケよォ」と言いながら、
海辺で、泥コロッケを作っています。

あまり徳永千奈美の書き間違いを、
どうこう言えた義理ではない、幼さだとと思うのですが、

徳永千奈美の名誉の為に、あえて言うならば、
およそ2年程前に『Hello!Project DVD MAGAZINE Vol.11』の企画で、
Berryz工房メンバーだけで、
ハロー！プロジェクトに関する常識問題を問う“ハロプロテスト”行った際に、

“Berryz工房メンバーの名前を全員分漢字で書いて下さい”という問題に対して、
徳永千奈美が、まったくの白紙で提出していたことを考えると、

それらしい漢字が書けていた今回は、
例え、結果は間違っていたとしても、
そんな彼女にしてみれば、格段の進歩があったと言えます。

Berryz工房メンバーは、2009年10月13日の嗣永桃子を皮切りに、
（いらんところでも“切り込み隊長”だな、ももちは・・・）
15日に夏焼雅と菅谷梨沙子、翌16日には清水佐紀と須藤茉麻が、
インフルエンザに感染したと診断されて、
Berryz工房メンバー7人中、実に5人が活動休止を余儀なくされてしまいました。

幸いにも徳永千奈美は、その5人の中には入っておらず、
公の情報では、その後のイベントの延期も伝えられていないことから、
彼女は無事に、難をを逃れたと思われます。

『Berryz工房メンバーソロイベント Vol.3』に収録されているイベントで、
徳永千奈美は、「チョット、はなしたいコト、わすれちゃった」と、
途中、照れ笑いをしながらも、
“笑顔は伝染する”ことをモットーとして掲げて、
自身の笑顔が、世の中の人たちに広まって行くことを望んでいました。

彼女曰く、“千奈美病”です。
太陽のような笑顔を持つ、彼女であってみれば、
あながち成し得ないことでは、ないのかもしれません。

今回は、“千奈美病”の病原体である徳永千奈美が、
インフルエンザを退けた格好になりましたが、

もし、あの時、彼女が“嗣”の字を正しく書けていたら、
どうなっていたか、わからなかったかもしれません！