さきとワルツを踊りたい


もう既に、全ての公演を終えていることでもあるので、
(しかも、大したネタバレでもないですし・・・)


“未見の方”が読まれても、差し支えないと思い、
ここに、Berryz工房が座長を務めた舞台、
劇団ゲキハロ第7回公演、
『サンクユーベリーベリー』の脚本・演出家が担当していたブログ、


塩田泰造のサンクユーベリーブログ』の一節を引用します。

以下、未見の方、見ないどいてください。


六日坊主(ロッカボウズ)が葉子(ハコ)
に「・・はぁ!」「・・を!」と名前を
呼ばず『指差し』だけで展開するシーン


連日、派手で新鮮な『指差しポーズ』で
劇場のお客さまを湧かせた、あのシーン、
六日坊主役の並木秀介に振り付け指導を
していたのは、実はベリーズ工房きゃぷ、
清水佐紀さんだったのです


楽屋の廊下で、それを目撃してしまつた
塩田は、きゃぷのあまりに切れ味の鋭い
『指差しポーズ』の数々にぶったまげて、
思わず、千穐楽スペシャルの俳優紹介を
無茶ぶり的お願いしてしまったのでした。


その2009年9月24日付で更新された回には、
劇中のとある場面における振り付けを、
Berryz工房キャプテン・清水佐紀が、
演出家の知らない所で演出していた出来事が、記されています。



Berryz Kobo DVD MAGAZINE Vol.16』では、
このときの舞台公演に合わせて、
Berryz工房メンバーによる“即興演技”という企画が行われました。


そのDVDのスタッフロールが流れるエンディングで、
“即興演技”を行う合間の、
彼女たちのくつろいだ様子を見ることが出来ます。


そこで、(おそらく・・・)この時着ていたジャージ衣装が、
ダンスレッスン用の私服に、似ていることが話題になった際に、


「キャプテンがさあ、創ったダンスみたいなの見てみたい」と、
須藤茉麻が、何気なく、清水佐紀に語り掛けます。



清水佐紀は、それに対して何も返事を言わずに、
不意に真剣な眼差しになると、
自ら小声でリズムを口ずさみながら、
滑らかで、その上、強弱を付けた振り付けを披露しています。



『BOMB』2009年12月号には、モノクロ1ページに、
Berryz工房から、徳永千奈美夏焼雅熊井友理奈の3人を招いて、
2009年11月11日に発売される、
新曲についてのインタビューが掲載されています。
(写真は、アー写でした・・・)


今回の彼女たちの新曲が、
エンディングテーマとしてタイアップされているテレビアニメ番組に、
同じく、オープニングテーマを担当するグループの一員として、
振付師でもあるラッキィ池田が、参加しています。


振付師としては、既に有名なラッキィ池田ですが、
デビューから歌い踊ってきたBerryz工房メンバーは、
どうやら、彼とは初めて一緒に仕事をしたようで、


いつもとは違ったダンスレッスンの様子を、
このインタビューで、語っています。

徳永「今回の振り付けはラッキー池田さんが担当してくれたんですけど、
“どうしたい?”って私たちに聞いてくれて。
だから話し合いながらできました」


普段、Berryz工房が行っているダンスレッスンの様子は知るべくもないですが、
およそ、自分たちが楽曲の振り付け創りに参加したなどという話は、
これまでに聴いたことは、ありません。


実際に、どの部分の振り付けを考えたなどの、
具体的な話は、出てきませんでしたが、


“どうしたい?”と訊かれた時には、
既に創作ダンスを行っている清水佐紀をはじめ、
Berryz工房全員、新鮮な経験だったことでしょう。




Berryz Kobo DVD MAGAZINE Vol.7』に収録されている、
2006年春に行われた、Berryz工房コンサートツアーのバックステージ映像には、


徳永千奈美が「アタシがこんとき、いったげるカラ」と言って、
夏焼雅清水佐紀に、手をオペラ歌手のように、前に組ませると、


「しつもんしたのに、おこ、られ、た」と軽快に、
2人が左右に揺れる動きに合わせて、
あるお笑いネタで、声を当てて遊んでいる様子が収録されています。


これが、彼女たちの実体験だったかはいざ知らず、
世の中、こんな人もいるというのに、
まだ若いBerryz工房に“どうしたい?”と、
彼女たちの考えに、耳を傾けてくれるとは、


ラッキィ池田は、オチャラけた振り付けとは裏腹に、
なかなか出来たおヒトのようです。